1991年の漂泊 -2ページ目

アメリカでおいしい食べ物って

以前、ある人に「アメリカでおいしい食べ物って何がありますか?」って聞かれたことがある。
アメリカに14年住んでいるが、これは絶対においしいというのは、あまり思いつかない。
ビーフ、ハンバーガー、イタリアンとかもおいしいレストランがあることは確かだが、今日は取り合えず果物について。

こっちで、日本よりも確実においしいと思えるのは、「葡萄(ぶどう}」です。
特に、赤茶色のぶどうは、日本のように、皮が厚くなく、皮ごと食べれて、甘くて最高です。しかし、これはどこにでも売っているわけではありません。ここ、サンフランシスコ・ベイエリアでは、セイフウェイ、アルバートソンとかの大手スーパーマーケット・チェーンがいたる所にありますが、これらには lousy なぶどうしかおいてません!?大抵はライトグリーンの甘くもなんともないのしかないので、買わないほうが無難でしょう。
わたしが一番好きなグローシャリーはRayley’s(レイリーズ)です。
ここは北カリフォルニアのランキングでもいつもトップのようですが、確かに置いているものの質が他より高いと思われます。オーガニックの野菜、果物も多く、最近買ったオーガニック・チェリーは信じられないくらいおいしかった。
ちなみに、この近辺のナパ、ソノマ等はワイン作りで有名ですが、ワインに使う葡萄は糖度が非常に高いものだそうです。

面白い気候なんですよ、カリフォルニアは

5day ここんとこ、1週間ぐらい非常に暑い。
やっぱり異常気象か?
例年、確かに暑い日はあるのだが、1週間以上続くことはまずなかった。4月から10月くらいの間に、2,3日暑い(30度以上)のが続くことはたまにある。しかし、平均すると月に1回くらいだったと記憶している。それが、今年は2週間くらいつづきそうだ。
また、今年は雨も多かった。例年は3月下旬~4月上旬で終わりの雨季が、今年は5月まで続いた。
人間様の起こしている環境破壊のしっぺ返しか、神様がお怒りになっているのか。

さて、暑いときはどうしたらいいのか?
日本ではクーラーをがんがんに掛けた部屋の中に閉じこもって、酒飲みの人なら冷たいビールでも飲んでいるのが最高だろうが。。。

こっちでは、海岸に行くんです。
なぜでしょうか?
それは、海水の温度が低いので、気温が低いからです。多分アラスカから降りて来る寒流のせいでしょう。よって、冷たすぎて、海水浴には適しません。また、そのために霧も発生しやすいのです(特に海岸では)。
「へー、変なのー」と言われる方もいらっしゃると思いますが、
日本にお住まいの方には、多分理解できないような面白い気候なんですよ。
ちなみに、昨日の日曜はHalfmoon Bay, Pacifica 方面で過ごして、大変快適でした。

(注)写真の数字は華氏です。華氏99度というのは摂氏37.2度!!
変換式は・・・摂氏=(華氏-32)x5/9

The 4th of July, 2005

ranch2 今年の JULY 4th は、THE RANCH GOLF COURSE での早朝ゴルフとなりました。大変むずかしいので infamousな コースですが、バーディーが2つの上出来でした。また、矯正していたフォームもやっと決まってきました。壁を1つ越えたようで、これからが楽しみです。

さて、夜は、サンフランシスコでも例年のように、花火大会がありました。去年の様なフォグ(霧)もなく、たいへん美しく見えたそうですが、新年の花火も何度か見ているし、わざわざ雑踏にまみれるのも疲れるので、今年は遠慮しておきました。

Onizuka Air Station

moffett今日は、Moffett Fieldでフィリピーノの主催するゴルフトーナメントに参加した。
前半は、パットで3ホールほどカップになめられたが、後半は取り戻して、バーディーが2つ。結局、スコアは83。今年のベストスコアあるが、内容はイマイチだった。

ちなみに、Moffett Field はサンノゼとサンフランシスコの間にあり、NASAの施設がある空軍基地である。基本的に軍関係者、政府に働くもの以外は立ち入り禁止であるが、トーナメントの場合は、入り口でIDを見せれば入れる。特にフィリピーノは軍関係に働くものも多く、彼等はここでトーナメントをすることが多いようだ。
また、ここは、スペースシャトルの事故で亡くなった日系人飛行士のONIZUKA氏にちなんで、"Onizuka Air Station"とも呼ばれている。さらに、以前クリントンが大統領当時、娘のチェルシーが Stanford 大学に通っている頃、よくここに Airforce1で飛んできて、娘に会いに行ったりしていたよな・・・。基地の中を車で走りながらそんなことを回想した一日でした。

急な電話

昨日、サンフランシスコダウンタウンの会社に勤めるM氏より、半年振りくらいに電話があった。明日の早朝、7amにRoddy Ranchでゴルフできないかとのことである。彼は何か土曜日にトーナメントがあるらしく、その練習ラウンドとして、前もって回りたいそうだ。
実は、昨日の朝、そんな予感がしていた。(具体的に言うと、彼から電話が最近ないが、前は時々ゴルフを誘ってくれたなということを思い出したこと)。特に予定も入っていなかったのでこころよくOKしたのだが、こうゆう予感というかテレパシー的なものは時々ある。
例えば、ある日最近会っていない人のことを考えることがあるとすると、そのときは多分相手も自分のことを考えていることが多いらしい。こんなテレパシー的なコミュニケーションは誰にもあるらしい(以前、アメリカのテレビで聞いたことがある)。だから、そういうときはぜひ電話してあげると相手も喜ぶらしい。

たった今、このブログを書いている途中にも、突然の電話があった。オークランド在住のT氏だ。以前、弊社の近くにオフィスがあったが、2年ほど前に会社を転売し(アメリカではよくあるが)、現在は自宅オフィスで投資ビジネスをしているらしい。この人も、半年以上連絡していなかったが、今日ふと、どうしているだろうかと考えたところだった。それで、電話の内容はというと、またゴルフの話である。結局、日曜日にラウンドすることになった。今週は超久しぶりのゴルフ三昧か。

Sheryl, 調子、どうだい?

LAで学生の頃、同級生のSheryl に

「How are you って、日本語で何ていうの?」

と聞かれて、一瞬考えたが、

”CHOSHI DODAI”

と言ってしまった。

彼女はこれをまともに取って、その後、他の日本人のクラスメートの女子に"Choshi Dodai?"って、繰り返して言っているのを遠くで聞いて、わたしは笑いをこらえていた。

Sherylは、背が高く(175cmくらい)、ちょっと細身で、目の大きい美人タイプ。小さいときに空手も経験のあるスポーツウーマンで、血筋はジャーマン、ブリティッシュ、アイリッシュ、ロシアンが1/4づつ混じっているとか。お父さんはTWAのパイロットで、1回Chatsworthの自宅にも行ったけど、いわゆる、お金持ちの家庭だった。

卒業後、Balboa Island で、女の子のルームメート2,3人でアパート住まいだったところにも呼んでくれたし、カリフォルニアの女にしては、やさしくて、冗談の通じる一番話しやすい子の1人だったな。その後も、時々食事に行ったり、そういえば、2人でゴルフも一緒にしたっけ。

数年前までは、LAの前市長の秘書みたいなのをしていたが、最近連絡がない。もう結婚しただろうか?

注:Sheryl (この名前の発音は、Rの発音の後に、すぐLの発音をしなければならないため、日本人には大変むずかしい。また、日本語でも表せないが、敢えて書くと、「シェアル」か「シェール」かな?)

NCAA GOLF Championship

今週末は全米カレッジゴルフのトーナメントが行われている。
実は今、テレビでその放送を見ているのだが、
2日目現在でわたしの大学の後輩が個人部門でトップである。

女子のゴルフも2週間ほど前に行われたが、2日目までチームでトップだった(最終日には崩れて結局4位くらいになってしまったのだが)。わたしの大学はゴルフ、バレー、野球が強い。どれも全米制覇しているし、バレーボールは今年もUCLAを下して、優勝した。
プロだけでなく、時々は、学生のスポーツを見るのも面白い。日本はどうか知らないが、アメリカでは学生のスポーツも結構放送されているのだ。

とにかく皆、アマチュアらしく、正々堂々と頑張ってほしい。

ちなみに、NCAAは (National College Athletes Association )の略、www.ncaasports.com

少子化は問題か?

こっち(サンフランシスコ)では、毎晩11:30pmより、NHKのニュースが入る。
時々見ているが、今晩は出生率低下に対する問題を放送していた。
このまま行けば、将来、経済が停滞、年金が減るというのだ
が、少子化は自然の流れだと思われる。

今までの人口が多すぎたのだから、調整が起きて当然ではないか?
日本の人口密度が世界最大級だというのは小学校でも習っただろう。
残念ながら、人間が多ければ、自然破壊、公害が進み、
人間にとっても、動物、植物にとっても住みにくくなることは
皆知っていることだろう。

よって、少子化などは問題ではなく、
巷には、他にもっと解決すべき問題が沢山あると思うのだが・・・。

日本人は世界で一番、時間にうるさい

JR西の事故後、JRの体質に対する批判が出ている。
(1) ダイアが過密して、運転手にプレッシャーがかかりすぎる。
という問題の一方で、
(2) 考え事をしていて、ブレーキを引くのが遅れ、停止線をオーバーランする。というのが結構ある。
(3) In my opinion、今回の大きな原因の1つは、運転手の経験不足、または運転技術不足と思われるが、

まず、(2)の問題について、運転手が、運転に集中せず、ぼーとしている、考え事をしている、最悪では居眠りをするというのは、逆に緊張感がないためではないか?これは、いわゆる職務を怠慢だ。このような運転手は安全上の問題からも辞めてもらうか、きびしい罰則が適用されるのが、あたりまえではないか?

次に、(1)の問題について、「過密ダイア」というが、それは日本社会では避けられない競争の一種である。JRに限らず、どの会社も競争に打ち勝り、利益を上げることを使命としている。日本人はちょっとでも、駅で無駄な待ち時間を作りたくないだろう。また、目的地に最短時間で到達したいだろう。だれもがそれを要求しているではないか?
よって、JRがそれに答えるために、過密ダイヤにするのは、当然といえば当然だろう。もちろん、それによって、安全を損なうのは問題なので、「安全と最速」を限りなく両立していかなければならないだろう。が、安全第一というのであれば、安全上の理由で、ちょっとぐらい電車が遅れたとしても、文句は言えなくなるだろう。

「欧米では、1,2分の遅れは、遅れではない」という記事をみた。
これはどういう意味に取ればよいのだろうか?
「日本も、1,2分の遅れは、多めに見よう」というのか、
それとも、「欧米では、時間の正確性に劣り、いつも待たされる」から、よくない、という意味か。

日本人は世界で一番、時間にうるさいではないか。

例えば、ちょっとレストランで自分のオーダーが出てくるのが遅くなったら、多分、即刻呼び出して、ウェイターに文句をつけるだろう。欧米では、オーダーが10分、20分遅れるのはざらで、そんなことに文句をつける客はまずいないのだ。よって、日本人のメンタリティーも考え直す必要がある。つまり、他人の時間の遅れ、ちょっとした間違いは多めに見てやるようにする必要があるだろう。

「JR民営化は失敗」という記事も見るが、それでは、国鉄であったら、もっとよかったのであろうか?
アメリカでも鉄道(AMTRAK)は国営企業だが、JRよりもっと問題だ。赤字の垂れ流し、事故多発、プロジェクトの失敗等が大問題になっている。


いずれにせよ、多数の犠牲者の方のご冥福をお祈りする。

One plane(ワンプレーン) or Two plane(ツープレーン)

久しぶりのブログです。

さて、Plane(プレーン)って、何のこっちゃ?
と思われる人も多いと思いますが、ゴルフのスウィングの話です。
昨日、ゴルフチャンネルを見ていたら、アーニー・エルスもミッシェル・ウィーも1プレーンのスウィングだそうです。一方、トム・ワトソン、ヘイル・アーウィン等、昔の人には2プレーンが多いそうです。

ここまで話しても、何だそれは?

とおっしゃる人も多いと思いますが、結局、
「ワン・プレーン」というのはスパイン(背骨)が寝ていて(つまり、より腰をかがめた姿勢)、スウィングプレーンがスパインに90度に近い。
一方、「ツー・プレーン」はスパインが起きていて(つまり、より立った姿勢)で、スウィングがアップライトになっている。

ゲストのピータージェイコブソン曰く、「近年ワン・プレーンに変えて、腰の負担も少なくなって、快調だ」。

それを見ていた、わたしはすぐ、自分はツー・プレーンだとわかった。そういえば、フィニッシュの時にえびそり気味になるので、腰に確かに負担がかかる。だけど、「ほんまにそうかな?」って感じの半信半疑だった。早速、今日レンジで腰をかがめて打って見たら、最初の2,3球はトップしたりしたものの、これが当たる、当たる。まさに、ソリッドで、打球もほとんどまっすぐで高めな感じ。距離的には、2プレーンと同じくらいだが、腰も負担が少ないようだ。もちろん、いずれのプレーンにしても、頭を動かさないことが、ソリッドに打てるこつであるが。

某氏も、テイクバックで最後に顔をあげてはいけませんし、一度、ワンプレーンで試されることをお勧めします。トップで思い切り肩を回しても、左腕があごの下に入りますので、こっちの方が安定していいはずです。

多分、これを読んでいる人で、ゴルフをされない方は、「何のことかさっぱりわからない」と思われるんでしょうね。

それでは、また。