Sheryl, 調子、どうだい? | 1991年の漂泊

Sheryl, 調子、どうだい?

LAで学生の頃、同級生のSheryl に

「How are you って、日本語で何ていうの?」

と聞かれて、一瞬考えたが、

”CHOSHI DODAI”

と言ってしまった。

彼女はこれをまともに取って、その後、他の日本人のクラスメートの女子に"Choshi Dodai?"って、繰り返して言っているのを遠くで聞いて、わたしは笑いをこらえていた。

Sherylは、背が高く(175cmくらい)、ちょっと細身で、目の大きい美人タイプ。小さいときに空手も経験のあるスポーツウーマンで、血筋はジャーマン、ブリティッシュ、アイリッシュ、ロシアンが1/4づつ混じっているとか。お父さんはTWAのパイロットで、1回Chatsworthの自宅にも行ったけど、いわゆる、お金持ちの家庭だった。

卒業後、Balboa Island で、女の子のルームメート2,3人でアパート住まいだったところにも呼んでくれたし、カリフォルニアの女にしては、やさしくて、冗談の通じる一番話しやすい子の1人だったな。その後も、時々食事に行ったり、そういえば、2人でゴルフも一緒にしたっけ。

数年前までは、LAの前市長の秘書みたいなのをしていたが、最近連絡がない。もう結婚しただろうか?

注:Sheryl (この名前の発音は、Rの発音の後に、すぐLの発音をしなければならないため、日本人には大変むずかしい。また、日本語でも表せないが、敢えて書くと、「シェアル」か「シェール」かな?)