ハッピーライフ | 1991年の漂泊

ハッピーライフ

いつの頃からか、気がつけば、
ハッピーライフを送っている。

といっても、事業が成功して、
お金持ちになったわけではない。
実のところ、収益は伸びていないし、
わたしの収入はづっと普通のサラリーマン並だ。

贅沢をしているわけでもない。
強いて言えば、年に数回行く、旅行くらいか。
といっても、航空券とホテル代が主で、
ショッピングとかはほとんどしない、
節約旅行である。

しかし、わたしは人生を楽しんでいる。

ここ数年は、残業もほとんどせず、
「適当」に仕事をしている。
忙しい日もあるが、経験から時間内に、
仕事を終えることができるようだ。
それでも、お客はゼロにはならない。
いい意味での「適当」で、
なまけているわけではないからだ。

最近は酒も少なくなくなった。
飲まなくても、ぜんぜん問題ない。
タバコは学生時代にやめている。

すべてに多すぎず、少なすぎず、
無理のないのがいいのだろう。


お金も使わなくなった。
以前は、毎週行っていた高価なゴルフ。
日本よりは安いだろうが、
1ラウンド$100を超えるグリーンフィー。
毎月、何回も回っていた。
そして、クラブも頻繁に、新調していた。

今は、練習には時々行くが、
ラウンドはほとんどしていない。
道具も買い換えてはいない。
それでも、私はゴルフが好きである。

「健全な体に、健全な心は宿ります」
と、超むかし、あの競艇の親分が言っていた。

それは今の自分かもしれない。
心身ともに、ハッピーで、
お金が無くても、毎日が適当に楽しい。

こんなことを言っていると、日本でストレスの多い生活を送っている皆さんに怒られそうなのだが。
決して、自慢しているわけではない。

「人類皆兄弟」  またまた古い言葉。
これも、あの親分がしきりに言っていた。
わたしは彼の知りあいでもないし、
信者?でもない。

だが、今の社会には過度の競争がありすぎる。
健全な競争を超えて、足の引っ張り合いをしている。
競争に勝つには、手段を選ばず、
他人を利用し、蹴落としても、
自分の利益を優先しようとするのは
いかがなものか。

・・・・

わたしは今、
「人生に困っている人々を少しでも助けたい」

そして、
「ハッピーな人が増える」
ことを願っている。

これからは、

より良い日本、より良い世界


を目標に、少しずつ努力していきたい。